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・ イニシャル:SO

・ 性別: 男性

・ 出願時年齢:26~30才

・ 海外経験:中国駐在2年

・ 費用:私費

 

1. はじめに(バックグラウンド)

・学部は工学部で環境エネルギー分野を専攻。

・新卒で総合商社に入社(2013年4月入社、入社8年目での出願)。

・入社3年目までは財務部、4,5年目で会社の研修制度を利用して中国へ駐在し、現地で食料食品分野の営業、6年目に帰国後、鉄鋼原料の領域で中国での投資事業管理と本邦鉄鋼メーカー向け原料調達提案の営業。

・中国以外の海外経験はなし。駐在・帰国後ともに英語を使うケースは限られ、代わりに中国語運用能力が上昇。

 

2. Why MBA

・事業投資の仕事を通じて経営課題を解決することのダイナミクスに触れ、そこで価値を生み出せる人間になりたいと考えたため

・投資や経営に関するハードスキルを体系的に学びたかったため

・8年間の事業会社勤務を通じて、複数の事業領域・地域での仕事を経験したことで、日々の業務からの成長機会が減り、自身の成長が鈍化していると感じていたことから、全く新しい環境に身を置き、新しいチャレンジを作りたかったため

 

3. Why Tepper

・Analytics重視の問題解決手法が自分のアプローチと重なる点

・少人数クラスサイズで密な人間関係が作れそうだった点

・工学部生時代から憧れのCMU

・英語要件が(他校比較で)そこまで高くない点(ただ、入学してからはとても苦労する)

 

4. 受験プロセスの概要

TOEFL

18年4月           中国駐在中に最初のお試しTOEFL 82点。PC画面をそっ閉じ

18年10-12月    日本へ帰国しTOEFLを受け続けるが 99点止まり。仕事が忙しくなり、勉強を中断

19年11月         勉強を再開。TOEFLで初の100点超え

20年3月           TOEFL 105点(出願スコア)を獲得するも、仕事やプライベートが忙しくなり勉強を再び中断

 

GMAT

21年6月           5回目のGMATで710点を取得

21年7-12月      US6校 出願

22年3月           Tepper合格、1校WL(最終的には不合格)、4校不合格。Tepper進学を決める

 

5. TOEFL/IELTS

TOEFL 105 (R26, L29, S22, W28)

・初回受験が18年4月で出願スコア獲得が20年3月の為、長い時間がかかった。塾には通わず、中国駐在中に買った新東方の教材とOGを中心に練習。最後にWritingだけがどうしても安定しなかった為、帰国子女の友達にお願いして週一で添削してもらう。結果、Wが伸びて出願スコアを獲得

・思い返せばもっと集中して短期間に取り組むべきだったとか、塾なりに通ってペースメークして貰えばよかった等思いつくものの、当時の状況を考慮するとベストは尽くした感覚あり

 

6. GMAT/GRE

GMAT 710 (V35, Q49, IR4, AWA4.0)

・OGを2週ほど回し、初回で650点が取れたのでこれは意外と楽に行けるか、と思っていた自分が愚かだった。そこから受験するたびに点数が下がっていく地獄を経験。4回目を失敗した段階でYESに入塾。苦手意識のあったSCにテコ入れをしてもらう。

・Mathは最初から49と50を行ったり来たりだったので特に対策せず。本番に49が出てしまったことは無念

・5回目の受験で710点が出た際はテストセンターの席でガッツポーズ。記念に高価なハンバーガーを昼に食べる

 

7. レジュメ/エッセイ

・2021年5月頃から江戸義塾のEdにカウンセラーを依頼。キャリアの棚卸しやキャリアゴール設計を行う。信頼できる先輩や同僚の意見を聞いて決めたが、今思えばR1へ十分間に合うタイミングでコンタクトを開始できたので、もう少しカウンセラー比較に時間を使っても良かったかと思った。(すぐ決めた為、その分エッセイの内容に時間を使えたことは良かったものの)

・R1では1校のみ出願、R2で残りの5校へ出願

 

8. 推薦

・過去の上司2人(前上司、中国時代の上司)へ依頼

・エッセイの内容を考慮し、自分にとって原体験となった出来事を経験した際の上司に依頼することにした

 

9. インタビュー

・1月に出願書類を出した後、Ed、Nish、Global bridgeの講師やDMM英会話の先生とほぼ毎日面接の練習をした

 

10. 最後に(入学してから4ヶ月後に執筆)

MBA受験は本当に長い道のりだが、その分達成感は大きいし、プロセスの過程で得るものは多かったように思う。(失うものの同時に多い、主に時間とお金。たまに人付き合い。)特に、受験プロセスを通じて自分と向き合い、今後の数十年をかけてやりたいことを見つけるために時間を使う機会は社会人を長く経験すればするほどに得難い。さらに、MBAへ入学してからは様々な背景を持つクラスメートと交流する中で価値観が更に相対化されていき、自分の性格や性分に対する理解が深まると同時に将来やりたいことがよりクリアになったように感じる。MBAにはLife-changingな経験を獲得できる土台が間違いなくある為、意欲のある人はぜひ挑戦してほしい

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