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執筆者の写真teppermba

【2023年最新】ピッツバーグの住環境について

更新日:1月2日

皆様、こんにちは。Class of 2025のTWです。IT業界出身でブログ・HP管理が趣味なところもあり、Class of 2024の先輩からHP担当を引き継ぎました。


Tepperでは無事に前学期の後半(Mini2)を終えました。今週には早速成績発表があり、これから約1ヶ月のWinter Breakに突入します。そこでClass of 2026の出願(Round 2:Jan. 8, 2024、Round 3:March 4, 2024、Round 4: May 6, 2024)にご興味がある方に向けて、最新のピッツバーグの生活情報をご紹介したいと思います。


なおTepperのCampus visitなどを行えていなくても、在校生は引き続きcoffee chatを受け付けておりますので、contactからお気軽にお問い合わせ下さい!



1. 季節・気温について

ピッツバーグは四季がはっきりしており、季節ごとに異なる美しさと活動を楽しむことができます。


①夏季(6月 - 8月):平均最高気温は約27°Cから30°C程度で、日本と比べると湿気はそこまでありません。20時くらいまで明るいため、屋外アクティビティやイベントが多く、放課後の生活を楽しむのに適した季節です。MLBのPirates観戦(PNCパーク)で飲むビールが最高だと同級生から聞いています。またゴルフを金曜日に安価な平日料金で楽しむ同級生も割と多くいました(笑)。

夏のピッツバーグ((出典:View Pittsburgh)


②秋季(9月 - 11月):平均最高気温は約18°Cから25°C程度で、涼しくなり始めます。秋はピッツバーグで最も過ごしやすい季節の一つです。温度が快適で紅葉が美しいため、街中のどの景色を撮影しても自然とphotogenicになります。特にフランクロイドライトの落水荘に行くのが(地元の方からの)お勧めです。

秋のピッツバーグ(出典:View Pittsburgh)


③冬季(12月 - 2月):平均最高気温は約0°Cから4°C程度で寒く、雪が降ることもあります。年によって異なりますが、積雪量が多い年は、屋内での活動が中心になります。ピッツバーグ市内にはアイススケート場があり、少し運転するとスキー場があるため、冬のアウトドアスポーツが好きな人も楽しむことが出来ます。

冬のピッツバーグ(出典:View Pittsburgh)


④春季(3月 - 5月):平均最高気温は約10°Cから20°C程度で、温暖になります。徐々に暖かくなり、自然が芽吹く美しい季節です。屋外での活動にも適しており、ランニングし始める方が増える時期です。

春のピッツバーグ(出典:View Pittsburgh)


2. 治安・安全面について

ピッツバーグは他の多くのアメリカの都市と比較して安全な場所であり、住みやすさの面でも高い評価を受けています。


VisitPITTSBURGHによるレポートによると、ピッツバーグはアメリカ合衆国内で最も安全な都市の一つと評価されています。ピッツバーグが競合する他の都市群と比較して、不動産犯罪で最も安全な都市であり、暴力犯罪に関しても3番目に安全な都市とされています。また2018年にはEconomistの調査で米国で2番目に住みやすい都市にランキングされています。ちなみに1位はハワイのため実質1番目ともいえます(笑)。

さらにSperling's BestPlacesによると、「最も治安の良い都市」(大都市圏)で9位、「最も安全な場所」(大都市圏)で11位など、治安関連のカテゴリーでも高いランキングを得ています。


上記のデータが示す通り、ピッツバーグは非常に治安が良い地域のため、家族帯同者にとってはお勧めの留学先です。


3. 公共交通について

CMUの学生は学生証を提示すると、ピッツバーグを循環している公共バスに無料乗車出来ます。Google Mapによる乗換案内を使えば、リアルタイムで最寄りのバス停から発着時刻・到着時刻が分かるため、公共バスの使用で不便に感じたことは全くありません。特に日本人が多く居住するエリア(Shadyside)から大学までの登下校は公共バスで毎日遅刻なく通うことが出来ます。

登下校の様子(出典:CMU)


またShadysideの徒歩圏にはTrader Joe's, Giant Eagle, Target, ALDIと多くのスーパーマーケットが立地しています。そのため車を購入せずとも、日々の日常生活においては問題ありません。ちなみにDowntownといった中心地や空港の行き帰りについてもバスのルートがあるため、ご安心下さい。


大学やShadyside付近など公共バスの循環ルートとなっているエリアは車不要で過ごせる一方、一歩外に出るとやはり米国は車社会です。そのため車があるともちろん利便性は高くなります。具体的に同級生で車を購入しているケースとしては、家族帯同、特に幼い子供と共に留学されている学生は購入者が多いです。その理由として、週末に子供を連れて遠出をすることももちろんですが、車を少し走らせた場所にCostcoやアウトレットモールがあるためです。


4. 物価について


引き続きの円安下においても、ピッツバーグは全米都市部の中では比較的物価水準は低いとされています(それでいて治安がよく、交通の便も良い珍しい都市です)のでご安心下さい。ご参考までに、以下は筆者調べの一例です。


①賃貸(例:1 bed room)

・約$4,063/month:ニューヨーク市中心部

・約$3,065/month:ボストン

・約$1,883/month:ピッツバーグ


②食品(例:牛乳・パン)

・約$5.35/牛乳1ガロン:ニューヨーク

・約$4.38/牛乳1ガロン:ピッツバーグ

・約$4.00/パン1ポンド:ボストン

・約$3.04/パン1ポンド:ピッツバーグ


なお米国都市部のビジネススクールから本年度Tepperに赴任された経済学の教授も「ピッツバーグの物価は都市部にしては安い」とのことでした。

Shaydside最寄りのALDI:

ドイツ発のディスカウントスーパー。安価で品質が良くてお勧めです!

(出典:ALDI)


5. 子育て(学校)について

カーネギーメロン大学、ピッツバーグ大学に加えて複数の大学が拠点を構えています。またUPMCといった大学病院も立地しています。そのため全米有数の医療・教育レベルを誇ります。結果、日本人のみならず様々な国からピッツバーグに留学されている方がいらっしゃいます。


ここまでご紹介してきた通り、治安も良く、公共交通も発達しており、物価も米国内では安いため、家族帯同者がピッツバーグには多くいらっしゃいます。そこでピッツバーグの子育て情報をもご紹介したいと思います。


まず渡米後に出産を控えていらっしゃるご家族に向けては、UPMCといったピッツバーグ大学病院には日本人のお医者様もいらっしゃいます(2023年時点)。そのため出産もですが、幼いお子様を連れて留学されても、安心して過ごせる環境があります。


続いて、Pre K(日本の幼稚園年中くらい:4~5歳児)までの学年のお子様であれば、カーネギーメロン大学近くに私立Day Care/Nursery Schoolがあり、月数千ドル程度で預けることが出来ます。また大学併設の託児所が安価になりますので、費用や手続きに関する詳細はThe Cyert Centerをご参照下さい。

Shadyside内のNursery School(出典:Shadyside Presbyterian Church Nursery School


またK(5歳児)以降の子供であれば、ピッツバーグ市教育委員会HPから現地公立校に入学・編入手続きすることが出来ます。私の場合、K以上の子供が帯同していたため、渡米前から手続きを行い、夏休み明けから現地公立校に通わせています。日本とは異なり、学校の先生とはTalking Pointといったアプリケーションで日々のやりとりを行います。最初は英語が全く話せなかった子供達でしたが現在では少しずつ英語の意味がとれるようになり、毎日楽しく学校に通っています。


なおピッツバーグの公立校は、入学手続きを行う際、予防接種の証明書+血中鉛濃度テストが必須のため、あらかじめ日本国内で受診の上、証明書を発行されることをお勧め致します。また学校まではスクールバスで送迎してもらえ、居住地域によって最寄りのバス停が指定されます。加えて、留学生(F1/2ビザ)であってもピッツバーグ市の公立校の教育費は基本的に無償です。


6. お勧めの場所について

最後に私からピッツバーグのお勧めの場所をいくつか紹介したいと思います。


地球の歩き方に掲載される通り、カーネギー博物館・カーネギー科学センター、ピッツバーグ動物園 & PPG水族館などが有名です。その中でも、やはりピッツバーグといえばメジャースポーツの観戦が切っても切れない関係にあります。


ピッツバーグにはMLB(Pirates)、NFL(Steelers)、NHL(Pengins)の3大メジャースポーツチームがあります(Steelers > Pengins > Piratesといったヒエラルキーがあるとかないとか(笑)…)。ちなみにあまり知られていませんが、プロサッカーチームのRiverhounds SCも拠点を構えています。

NFL Pittsburgh Steelers(出典:View Pittsburgh)


なお私の経験談で恐縮ですが、タクシーの運転手は今の所どの人と話しても必ず100%Steelersの話になります。そこでもしピッツバーグに来られてタクシーに乗る機会があれば、2022年に引退した名QB(Quarter Back)のBen Roethlisberger(ベン・ロスリスバーガー)を知っていると伝えましょう。彼はSteelersを二度Super Bowlの優勝に導いているため、Big Ben(ロスリスバーガーの愛称)の話をすると、どの方も滅茶苦茶優しくなります(笑)。


またスポーツ観戦のみならず、食については米国スーパーマーケットのみならず、ShadysideにはTokyo Japanese Food Store、Strip District地域まで足を伸ばせばMany More Asian Marketなどのアジア系スーパーマーケットがあります。特にMany Moreは午前中に訪れると、地元のアジア系レストランを営まれている方達も仕入れに来られている姿をちらほら見かけることが出来ます。

Many More Asian Market(出典:Google Map)


ちなみにStrip Districtには、Andy's Sushi Barといった、米国としては比較的安価な値段で寿司を購入できるテイクアウトのお店があります(寿司関連では、2023年に日本の寿司チェーン店のくら寿司もOPENしました!)


他、韓国系のH Martについては残念ながら実店舗はありませんが、ピッツバーグ市内はオンラインストアの配送地域に含まれているため、冷蔵以外の日本の食材ならばオンライン購入出来ます。このようにピッツバーグでは日本やアジア系の食材も比較的簡単に調達することができるのでご安心下さい。


以上、最後までお読み下さり、ありがとうございました。Tepperにご興味持って頂いた方で在校生と一度話してみたいという方は、contactからお気軽にお問い合わせ下さい!是非同窓生として皆様にお会いできること楽しみにしております。


なお本日本人Tepperサイトでは他にも様々な情報をまとめておりますので、以下もご参照下さい。

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