住居
渡米前に済ませておくべき準備の一つに「住居探し」があります。CMUに留学する日本人学生が住むアパートメントの種類は多くはなく、留学生が集中する夏に引っ越しを検討する場合、事前に日本で契約しておけると生活の立ち上げもスムースに行えます。しかし、Tepperの学生にとっては2年間居住する大切な住まい。筆者も実際に部屋を見ずに契約することには抵抗がありました。このページでは、Tepperの日本人学生が実際に住んだアパートメントのレビューをもとに、住んでみて感じた良し悪しを紹介します。
(補足 by class of 2025)最近の合格者の傾向としては7〜8月頃にピッツバーグへ渡航し、そこからホテル住まいを1〜2週間ほどする間にて、アパートメントの内見・契約を行う人が多いです。また以下にリストと各物件の詳細レビューをまとめていますが、近年は1. Bakery Living, 2. Eastside Bond, 3. Albion at Mollow Parkあたりの物件に居住される方が多い印象です。
過去OB/OG生が居住した物件リスト
1. Bakery Living
2. Eastside Bond
3. Albion at Morrow Park
4. Ollie at Baumhaus
5. Walnut on Highland / The Penn at Walnut on Highland
6. その他(Kenmawr Apartments, Chalfont Apartmentsなど)
物件レビュー
1. Bakery Living (6480 Living Place / 6454 Living Place)
子育て層のMBA学生に人気が高い物件です。BlueとOrangeの2棟に分かれており、それぞれプライベートな芝生の広場があります。またアパート隣にも大きな芝生と公園があり、週末に子供を遊ばせるのに最適です。また徒歩圏内にTrader Joe'sとTargetがあります。
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良い点
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新しい建築:ピッツバーグの多くのアパートが老朽化している中、新築は珍しい。設備のトラブルも少なく、メンテナンスも迅速。
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広い空間:周囲には公園や複合商業施設があり、ロビーや中庭にプール、BBQ設備が整っている。
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買い物が便利:Trader Joe’sやGiant Eagle、Targetなどが徒歩圏内。
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サービスが充実:コーヒーマシンや無料WiFi、週末のベーグルサービスなどがある。
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フィットネス設備:最新のマシンが揃ったフィットネスジムあり。
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治安が良い:近くにエリススクールがあり、セキュリティもしっかりしている。
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部屋に洗濯機が完備:共用のランドリー施設を使う必要がない。
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悪い点
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パーキングが有料:住民用駐車場は月額$120。
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賃料が高い:One Bedで$2,000前後、Microでも$1,200以上。
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CMUまで遠い:徒歩だと45分ほどかかり、バスやシャトル利用が必要。
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お風呂のお湯が冷めやすい:お湯を足す必要がある。
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2. Eastside Bond (6105 Spirit St Pittsburgh, PA 15206)
Shadysideエリアで一二を争うラグジュアリーな物件です。Bakery Livingとは徒歩圏にありますが、名の通りEastside Libertyといったエリアに近く、アパート付近にはアパートやフードチェーン店などがあります。アパートの目の前にTargetがあります。車の交通量が多いため、子育て層よりも単身者・Dinksの方の居住が多い印象ですが、もちろんファミリー層向けの間取りがあり、アパート内に立地する屋外プールはリゾートホテルライクです。
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良い点
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新しい建築:ラグジュアリーな設備が揃っている。
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広い空間:プールやBBQグリル、会議室などを完備。
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買い物が便利:Trader Joe’s、Giant Eagle、Whole Foods、Targetなどが近い。
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プールがある:夏にはプールサイドでリラックスできる。
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クラブ活動の拠点:Tepperのソーシャルイベントがよく行われる。
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悪い点
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賃料が高い。
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3. Albion at Morrow Park (5250 Liberty Ave, Pittsburgh, PA 15224)
Bakery LivingとEastside Bondからやや離れたエリアにありますが、Shadysideの中心地に立地しており、近隣にはGiant EagleといったアパートやDunkinなどのチェーン店が多いです。車の交通量が多いエリアのため、単身者・Dinksの方の居住が多いですが、栄えている地域のため周りにお店が多く、かつ大学へも徒歩30分ほどで歩ける距離にあります。
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良い点
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新しい建築:2015年オープンのスタイリッシュなアパートメント。
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買い物が便利:Giant EagleやAldiが徒歩圏内。
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通学が便利:徒歩25~30分、バス利用で20~25分。
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クラブ活動の拠点:ソーシャルイベントがよく行われる。
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悪い点
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賃料が高い。
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4. Ollie at Baumhaus (5522 Baum Blvd)
リストの中では一番賃料が高い物件になります。目の前にGiant Eagleがあるため大変便利です。立地としては、3. Albion at Morrow Parkに近くにある物件です。
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良い点
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買い物が便利:スーパーが徒歩圏内。
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通学が便利:徒歩25~30分、バス利用で20~25分。
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フルファーニッシュが便利:家具付き、インターネット込み、週次のクリーニングサービスあり。
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悪い点
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賃料が高い。
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一部設備が未完成。
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お風呂のお湯がややぬるい。
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パーキング有料。
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5. Walnut on Highland (121 South Highland Avenue)
1. Bakery Livingと同じ会社が運営しているアパートメントです。内装などはBakery Livingに似ていますが、立地はTargetが目の前にある2. Eastside Bondから徒歩で少しEastside Libertyの奥に歩く距離にあります。Targetは徒歩圏内で、Eastside Libertyエリアの栄えている地域にあり、周りに飲食店などのお店があります。
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良い点
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買い物が便利:Target、Whole Foods、Trader Joe’sなどが徒歩圏内。
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通学が便利:CMUのシャトルバスや公共バスが頻繁に利用できる。
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設備が充実:ジム、BBQスペース、パーティールームがある。
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悪い点
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賃料が高い。
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部屋に洗濯機がないこともある。
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お風呂が冷めやすい。
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6. その他のアパートメント
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目の前に大きな芝生、壮大な教会があり、子育て層の居住が多いです。買い物も徒歩圏にスーパーがあり、少しウォーキングするとShadysideの中心街にも歩けます。なお洗濯乾燥機が共用になります。
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CMUに近く、部屋が広くて内装が綺麗。家賃は若干高め。
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CMUに最も近い。内装が綺麗で、部屋が広いが、騒音が気になる場合もある。
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また上記のアパートメント運営会社に直接問い合わせする以外にも、apartment.comなどで希望条件に沿う物件を調べて、問い合わせ・内見→契約することもできます。二年間居住するにあたって、素敵な住居が見つかると良いですね。