・ イニシャル:K.H.
・ 性別: 男性
・ 出願時年齢:〜25才
・ 海外経験:数ヶ月の短期留学(イギリス)
・ 費用:私費
1. はじめに(バックグラウンド)
・経済学部卒業後、メガバンクにて3年勤務。都内支店にて中小企業営業を経験した後、一身上の都合にて退職。
・退職後、イギリス・マンチェスターの語学学校に入学もコロナによりイギリス滞在は実質4ヶ月。
2. Why MBA
・将来的に家業を継ぐ予定であり、体系的にマネジメントを学ぶ機会を得たかったこと。
・家業において今後海外事業も伸ばしていきたいと思っている中で、英語力の底上げを図りたかったこと。
・父親が高齢であり、今のタイミングで行かなければもうチャンスがなかったこと。
3. Why Tepper
・Analysisに力を入れていること(ビジネス事象を定量的に分析し、意思決定を行うことに関心を持っていた)。
・家業はかなり従来型産業なので、一度Tech/Entreなどの先進的な環境に身をおいてみたかったこと。
・MBAはTop 10スクールに入ることはないもの、大学としての知名度はとても高く、卒業後のネットワーキングにも期待ができること。
4. 受験プロセスの概要
・20年3月末 退職、本格的に勉強開始。IELTS(当時5.5)とGMATの二足の草鞋を履く。
・20年5月 試しに受けたGMATで560点。厳しさを思い知るとともに、受験回数を無駄遣いしたことを後悔。
・20年7月下旬 IELTS 7.0(出願スコア)。以後も7.5を目指して10回以上受け続けるも達成ならず。
・20年8月 GMAT 540点。まさか更に下がるとは思っておらず、変な笑いが出る。
・20月8月 Sam(カウンセラー)との初回面談。エッセイアイディア出しなどするも、「ともかくGMAT」とのアドバイスを受ける(当たり前)。
・20年9月 イギリス渡航。学校の宿題はそっちのけでGMAT勉強。
・20年12月上旬 GMAT 680点(出願スコア)獲得。それまでの勉強に手応えを感じておらず、半分諦めかけていた為、驚く。
・20年12月上旬 冬休みの間のみのつもりで帰国。しかし、その後イギリスはロックダウンに突入したため、イギリスに戻らず以後の授業はすべて日本でオンラインで受講。
・20年12月中旬 Samと本格的に作業開始。
・21年1月上旬 2nd Roundにて5校出願。
・21年2,3月 4校とInterview実施。
・21年3月 合格校の中で一番志望度の高かったTepperに進学決定。
5. TOEFL/IELTS
出願スコア:IETLS 7.0 (L 6.5, R 8.0, W 6.0, S 6.5)
・上に触れることを期待して合計15回程度受験するも、結局7.5は超えられず(尚、S6.5を達成したのは出願スコア1回のみ)。
・TOEFL3回受験してからIELTSに切り替えましたが、正解だったと思っています。個人的には、Readingの文章とListeningの問題形式はIELTSの方が断然簡単と思います。
・なんだかんだ、単語帳をひたすら回すのが一番スコアアップには効いた気がします。
・IELTS 7.5に拘りすぎてGMATやエッセイにしわ寄せが来た側面があるので、諦めも肝心です。
6. GMAT/GRE
出願スコア:680 (V35, Q47)
・8月までAGOSのGMAT対策受講、8月以降はVは濱口塾、Mはマスアカにて勉強。
・Verbalに関しては、CR, RC, SCの中でSCが足を引っ張るという一般的スコアメイキングとは異なる結果でした。
・RCをある程度得点源に出来たことは、単語帳によるところが大きいと思います(というか、それ以外RCに特化した対策を行わなかった)。
・Mathに関しては、Prepでは49-50が通常で最低でも48だったので、やはり本番で気を抜かない&パニックにならないことが重要と思います(後悔の残るところ)。
7. レジュメ/エッセイ
・HC GlobalのSamにサポートを依頼しました。
・職務経験が短く、どうしてもアピールできる実績が少なかったため、Post-MBA(家業)の方で以下に熱意を伝えられるかを意識しました。
8. 推薦
・元勤務先の上司に依頼。
9. インタビュー
・Samとモックインタビューを各校1回実施。
10. 最後に
私のバックグラウンドが平均的MBA受験生と比べて特殊なので(家業・退職後受験・なぜか語学学校に行っている)、あまり参考にならない部分もあると思いますが、断片的にでも活用頂ければ幸いです。皆様の合格を心より祈念しております。